マインデニム経年変化【リジッドデニム】
Posted 2020.01.09
デニムと言えば、履き込むごとに表情や風合いが変わる経年変化が特徴。
普通に考えると色落ちするなんて嫌のことだが、デニムの場合は全く違う。色落ちが魅力ともされますよね。
“デニムを育てる”と言った点では、「着用後すぐに洗わない方が良い」などとよく言われています。これは自然な色落ちを表現するためとされているからです。
製造方法やカラー、または着用具合によって、その色落ちの仕方が変わるために愛用者は自分だけの一本へと仕上げたくなるもの。
今回は、上質なデニムを使ったプロダクトとして人気を誇る〈MINEDENIM/マインデニム〉からリリースされる「Standard Slim 5pocket RGD」の経年変化をご紹介します。
スリムシルエットを始め、ストレートやテーパードと言ったスタンダードラインのリジッドデニムには、あえて肉厚な14ozのインディゴセルヴィッチデニムを使用。
ノリ付けをすることで履き始めはかなり硬くガシガシとした履き心地ですが、元々はワークウェアを原点に持つデニムパンツならではの無骨さや頑丈さ、タフさを感じさせられます。
また、染め方においてもピュアインディゴの最濃色で染めることにより、一度や二度の洗濯ではすぐに色落ちしないほど“育てにくい”リジッドデニムなんです。
『長く愛用して欲しい』と言ったブランドの想いが詰まった一本。
では、マインデニムの場合、どれくらい履くとどのような変化をしていくのか…
画像は当店オーナーが、3年以上履き込んだもの。
全体的に色合いが薄くなっていくと同時、所々で濃淡が生まれ独特な表情を見せます。
加えて、表面積の大きな膝やお尻部分などでは特に色落ちがしやすく、反対にシワになりやすい腰周りや膝裏などではヒゲが出てきます。
新品と比べてみても、その違いは一目瞭然。
左:着用後、右:新品
※それぞれシルエットは異なる物を撮影しております。
形はオーナーのスタイルや動きに馴染み、おそらくオーナー自身が一番履きやすいシルエットに変形しています。
触ってみても、ある程度の生地の痩せ具合は感じられるが、すぐに破れそうでもなく、まだまだ履けそうな丈夫さです。
既にスタンダードラインのリジッドデニムをお持ちの方はこれからの変化を楽しみに、まだ持ってない方は自分だけの一本へと仕上げてみては如何でしょうか。
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